京都土産30 したたり♪ 亀廣永(かめひろなが)
2012年 08月 19日
このお菓子は結構有名でガイドブックなどで取り上げられている率が高いです。
また以前TVで取り上げられていてお店のこだわりと手間の掛かる製法を見て1度食べてみたかったのですが、デパートなんかで売っていない為、現物を手に取る機会がありませんでした。
お店は高倉通蛸薬師上ルという京都大丸の裏の錦市場を更に北上した所にあります。
創業は昭和11年と京都の中では老舗とは呼べないかもしれませんが、店舗にはやはり風格が有ります。
江戸後期創業の京四畳半(よすが)で有名な老舗「亀末廣」の暖簾分けだそうです。
したたりというお菓子も作られて約40年と歴史は浅い?ですが、祇園祭の山鉾の菊水鉾の由来の菊の露の「したたり」を呑んで700歳の長寿を保ったという中国の故事の清涼なしずくをイメージして作られたそうです。
以前は祇園祭の時期の限定品だったそうですが、今は通年買えます♪
1棹1050円ですが、ういろうや羊羹の様な重みがあります。
羊羹の様にアルミパックでくるまれていました。
よ~く冷やして頂きます。
透明感のある琥珀色でまさに祇園祭のある夏向けのお菓子ですね♪
一見梅羊羹の様ですが、全く別物です(笑)
特異な味と食感はなかなか表現が難しいです;;
主原料は寒天ですが、結構弾力感があります。
水と食感を重視して作られただけに口に入れるとほろりと崩れ得も言えない食感と黒糖の蜜の風味が広がります。
これだけで上品な蜜豆の豆抜きの味と食感を楽しめます♪
大人向けっぽいお菓子ですが小1の姪っ子も喜んで食べていました。
賞味期限が10日と長いのでお土産にも良いと思います。
お盆前の時期のせいか店頭では10棹、20棹と買っていく人が多かったです。
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